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バケツ稲作り・育て方(前編)|土づくりや水の量、スズメ対策、マニュアル&注意点

更新日:2021年12月24日

2021年春、「バケツ稲作り」に初挑戦!ここでは、前編・後編にわけてその様子を紹介します。「バケツ稲ってどんなもの?」「これからバケツ稲に挑戦してみたい!」という人のご参考になれば幸いです。

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バケツ稲作りとは?


バケツ稲とは、バケツを使って稲を栽培すること。種もみから育ててて、収穫・脱穀までを行います。もちろん、脱穀後のお米を食べることもできます。


通常の稲作は水田で行いますが、米作りを身近に体験するために考案された方法です。個人の家庭のほか、小学校などで取り組むケースも増えているのだとか。ベランダなどの小さなスペースでも栽培できるのが大きな特徴です。

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バケツ稲作りを始めようと思ったきっかけ

実は、以前からバケツ稲作りを体験してみたいと思っていました。そんな私の背中を押した主なきっかけは、この数年の間、家庭菜園でいろいろな作物を育てるようになってきたこと。


3歳になる子どもには「お米は農家さんが大切に育てたものだから、大切に食べようね」と言いつつも、自分自身に栽培経験がないことにちょっとした違和感を持っていました。


とはいえ、人生初の経験なので「上手に育つだろうか???」という不安な思いもありました。最後の最後まで不安な気持ちでいっぱいでしたが(笑)、結果として、大変貴重な経験をすることができたと感じています。


「やってみると意外と簡単だった」という工程もあれば、「こんなところで苦労するなんて」という工程も。詳しくはこれからご紹介していきますね。


あると便利!イラスト付きのマニュアル

バケツ稲作りは種もみと土、バケツを用意すれば手軽に体験できますが、初めての場合はわかりやすい資料やマニュアルなどがあると嬉しいですよね。


JAグループでは、平成元年から「バケツ稲づくりセット」というものを配布しています。このセットには、種もみや肥料、栽培マニュアル(イラスト付き)、お名前シールなどが含まれていて、応募すれば個人でも入手可能です(※)。


私もこのセットを申し込んで、バケツ稲作りに取り組みました。困ったときに電話などで相談することもでき、安心です。


※「バケツ稲づくりセット」の詳細はこちら

https://life.ja-group.jp/education/bucket/


土づくりと種まき(4月末~5月初旬ごろ)

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まずは土づくりから始めましょう。私は、栽培マニュアルのとおり「黒土6、赤玉土(中粒)3、鹿沼土1」をホームセンターで調達しました。大きなビニールシートがなかったので新聞紙を重ねたものの上で土をよく混ぜて、そのまま乾燥させます。乾かすことで、土のなかにいる菌が活性化するのだとか。


稲の栽培に必要となるバケツは、大きめのものを2つ用意。1つのバケツにつき、ごはん茶碗1杯弱のお米が収穫できるそうです。つまり、上手くいけば2杯弱の自家製米が食べられるという計算になります。


土が用意できたら、バケツの8割程度まで土を入れて、上から水をかけて泥状にします。指で穴を開けて、そこに芽出しをした種もみをひとつずつ入れて、上から軽く土をかぶせましょう。


事前に、種もみの「芽出し」をしておこう

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事前に行っておくことして、種もみの「芽出し」という作業があります。浅めの皿に、種もみと水を入れて、白い芽が出るまで数日待ちます(水は毎日取り換えます)。種もみをそのまま土に入れる場合に比べて、発芽しやすくなります。


水の量とスズメ対策

@養生キッチンふうど(10日後に2㎝ほどの芽を出しました)

水は、土が乾いてきたらその都度与えるようにしましょう。水の量の目安は、芽が出るまでは「土の表面が湿る程度」です。苗を移しかえた後は、土の表面から1~5㎝位の水量をキープするようにします。


スズメ対策と失敗しないための注意点

「種もみをまいたらスズメに食べられてしまった」という人もいるそうです。スズメが心配な場合は、バケツの上にザルや目の細かいネットなどをかけておくようにしましょう。


葉が増えてきたら苗を移しかえよう

葉が3~4枚になったら、苗を移しかえます。そっと苗を抜いて、4~5本にまとめて再び植えます。植えかえ直後は、苗が不安定なため水は土の表面から1㎝位まで張るようにします。しっかりと根付いたら、5㎝位になるように調整しましょう。


前編まとめ:初心者でも何とかなる!土づくりから発芽まで

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4月のアースデイ(地球のことを考える日)そして一粒万倍日(※)に期待を込めて行った、バケツ稲の田植え。1週間ほどで土のなかから芽が出たときには、息子と一緒に「稲の芽が出たよ~出たよ~」と我を忘れて大喜びでした。


とはいえ、バケツ稲作りはまだ始まったばかり。この後も無事に成長し、収穫までたどり着けるのでしょうか。続きは「バケツ稲作り(後編)」をご覧ください。


※一粒万倍日とは…一粒の種もみが万倍に増えて立派な稲穂になる、という吉日のこと。何か新しいことを始めるのにぴったりの日とされている。

 

養生キッチンふうど

愛知県を拠点に、風土食をのこす、つくる、伝える活動をしています。

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